つみつみこんな悩みを解消できる記事をまとめました!
「年会費82,500円…このまま持ち続けて本当に元が取れるんだろうか?」
2025年8月のマリオットボンヴォイアメックスの大幅改定を受けて、こんな不安を感じている方は少なくないはずです。年会費は49,500円から82,500円へ。無料宿泊特典の獲得条件は年間150万円から400万円へ。「改悪」と言わざるを得ない内容でした。
私自身もこのカードを愛用してるうちの1人です。改定の発表を見たとき、正直「もう解約するしかないのかな…」と心が揺れました。でも焦って解約した結果、ポイントを失効させたり、使える特典を見逃したらそれこそ損ですよね。



だからこそ、この記事では「1円も損せずに最適な判断をする」ための情報を徹底的にまとめました!




マリオットボンヴォイアメックスの解約を検討すべき理由【2025年改定の全貌】


まずは「なぜ今、解約が話題になっているのか」を正確に理解しましょう。
感情的に判断するのではなく、何がどう変わったのかを把握することが正しい判断の第一歩です。
2025年8月21日、マリオットボンヴォイアメックスは大規模なリニューアルを実施しました。新たに追加された特典もありますが、多くのカード保有者にとって負担増となる変更が目立ちます。
改定の主な変更点
- 年会費が49,500円→82,500円に大幅値上げ
- 無料宿泊特典の獲得条件が年間150万円→400万円に
- プラチナエリート付与条件が年間400万円→500万円に
- 事業用決済のポイント付与が廃止



1つずつ詳しく見ていきましょう。
年会費が49,500円→82,500円に大幅値上げ
最もインパクトの大きい変更が年会費の大幅な値上げです。
| 項目 | 旧(改定前) | 新(改定後) |
|---|---|---|
| プレミアム | 49,500円(税込) | 82,500円(税込) |
| 一般カード | 23,100円(税込) | 34,100円(税込) |
| 月額換算 (プレミアム) | 約4,125円/月 | 約6,875円/月 |
プレミアムカードの年会費は33,000円もの値上げ。月額換算で約2,750円の負担増です。
月額にすると約6,875円。毎月のサブスク代として考えると、けっこうな金額ですよね…。年間で8万円超のカード年会費って、冷静に考えるとかなりのハードルです。
もちろん年会費が上がった分、新たな特典も追加されています。


- 内容:半年ごとに最大5,000円(年間最大10,000円)のキャッシュバック
- 条件:ポケットコンシェルジュでの利用で20%キャッシュバック



とはいえ、活用できるかどうかはライフスタイル次第。特典を使いこなせなければ「年間33,000円の負担増」でしかありません。
無料宿泊特典の獲得条件が年間150万円→400万円に
マリオットボンヴォイアメックス最大の魅力といえば、カード更新時にもらえる無料宿泊特典でした。この特典があるからこそ「年会費の元が取れる」と感じていた方が大半でしょう。
しかし、この無料宿泊特典の獲得条件が大幅に引き上げられました。
| 項目 | 旧(改定前) | 新(改定後) |
|---|---|---|
| 無料宿泊特典の獲得条件 | 年間150万円決済 | 年間400万円決済 |
| 月額換算 | 約12.5万円/月 | 約33.3万円/月 |
| 特典ポイント上限 | 50,000ポイント | 75,000ポイント |
確かにポイント上限は50,000から75,000に引き上げられ、より高級なホテルに泊まれるようになりました。しかし、獲得条件は年間150万円から400万円と約2.7倍に跳ね上がっています。
月33万円の決済って、生活費を全てこのカードに集約しても、なかなか届かない金額です。
旧条件の年間150万円なら達成できていた方でも、400万円となると一気にハードルが上がります。



この無料宿泊特典が手に入らないのであれば、年会費82,500円を支払う理由が大きく揺らいでしまうのは当然です。
プラチナエリート付与条件が年間400万円→500万円に
もう一つの人気特典だったプラチナエリートの自動付与も条件が大幅に厳しくなりました。
| 項目 | 旧(改定前) | 新(改定後) |
| プラチナエリート付与条件 | 年間400万円決済 | 年間500万円決済 |
| 月額換算 | 約33.3万円/月 | 約41.7万円/月 |
プラチナエリートになると朝食無料、ラウンジアクセス、スイートルームへのアップグレードなど、ホテル滞在の質が劇的に上がります。
これらの特典は金額に換算すると1泊あたり1万円以上の価値があることも珍しくありません。
しかし、年間500万円の決済は月約41.7万円。一般的な会社員がカード決済だけでこの金額に達するのは、率直に言って現実的ではありません。



プラチナエリートが手に入らないとなると、ゴールドエリートだけでは年会費82,500円の重みに見合わないと感じる方が多いのも無理ないですね…
事業用決済のポイント付与が廃止
法人や個人事業主にとって、今回の改定で最も痛い変更がこれです。
これまでは事業に関する経費(広告費、仕入れ、外注費など)をマリオットボンヴォイアメックスで決済しても通常通りポイントが付与されていました。
月の経費が100万円を超える事業者にとっては、事業決済だけで年間400万円の条件を楽々クリアでき、無料宿泊特典やプラチナエリートの恩恵を最大限に受けられていたわけです。
しかし改定後は、事業用決済に対するポイント付与が廃止されました。
これにより、事業経費で決済額を積み上げていた方は、一気に特典獲得のハードルが上がることに。



事業用決済でポイントを貯めていたから持ち続ける意味があったという方にとっては、まさに解約の決定打と言えるでしょう
【判断フロー】あなたはどうすべき?解約・ダウングレード・継続の最適解


改定内容を把握したところで、いよいよ本題です。自分は解約すべきなのか、それとも持ち続けるべきなのか。この判断を利用状況に合わせて整理してみました。
結論から言うと、最適な選択は「年間のカード決済額」と「マリオット系列ホテルの利用頻度」で決まります。
年間決済額別|3つの選択肢を徹底比較
まず、あなたの年間カード決済額を基準に最適な選択肢を確認しましょう。
年間200万円以下の方
→ 解約も選択肢に
無料宿泊特典(400万円条件)もプラチナエリート(500万円条件)も達成困難。年会費82,500円を回収する手段がほぼありません…。
年間200万〜400万円の方
→ ダウングレードまたは解約も選択肢に
無料宿泊特典には届きませんが、ゴールドエリートだけでも価値を感じる方は、年会費34,100円の一般カードへのダウングレードも選択肢。
年間400万〜500万円の方
→ 旅行頻度次第で継続もあり
無料宿泊特典は獲得可能。ホテルブランドによりますが、マリオット系列に年3回以上宿泊するなら年会費の元は十分に取れます。ただしプラチナエリートには届きません。
年間500万円以上の方
→ 継続を推奨
無料宿泊特典+プラチナエリートの両方を獲得可能。プラチナの朝食無料・ラウンジアクセスだけで年間10万円以上の価値があり、年会費は十分にペイできます。
ポイントは「無料宿泊特典をもらえるかどうか」です。



年間400万円のラインを超えられるなら継続の価値あり、超えられないなら解約かダウングレードが賢い選択です!
プレミアムカードの損益分岐点
続いて、マリオットボンヴォイアメックスプレミアムカードの損益分岐点をまとめてみました!
※損益分岐点とは、そのカードを利用して得られる利益が支払う年会費を上回るポイントを指します。
一般的には、「年会費」と「還元ポイント」を比較して、「年間いくら支払えば、還元ポイントで年会費をペイできるのか」というような意味合いで使われます。
マリオットボンヴォイアメックス損益分岐点
| パターン | 損益分岐点 |
|---|---|
| カード利用のみ | 275万円 |
| ホテル利用のみ | 57.6万円 |
| 初年度(特典含む) | 167万円 |
| 例外(特典含む) | 400万円 |
| リターン最大 | 500万円 |
プレミアムカード基本情報はこちら
| カードデザイン | ![]() ![]() |
| カード種類 | プレミアムカード |
| 年会費 | 82,500円 |
| 家族カード | 無料 2枚目〜41,250円 |
| エリート 会員資格 | ゴールドエリート |
| ポイント還元率 | 100円:3pt |
| 無料宿泊特典 | 75,000ptまで |
| 空港ラウンジ 利用 | あり |
| 宿泊実績 | 15泊 |
| 手荷物無料宅配 サービス | あり |
| プロパティ クレジット | あり 100ドル分 |
| 海外旅行傷害 保険 | 最大1億円 |
| 国内旅行傷害 保険 | 最大5,000万円 |
| ショッピング プロテクション | あり 最大500万円 |
| オンライン プロテクション | あり |
| キャンセル プロテクション | あり |
| リターン プロテクション | あり |
| スマホ プロテクション | あり |
| おすすめ度 | ★★★★★ |
損益分岐点について詳しく知りたい方はこちら記事をご覧ください。





先程の判断フローと合わせてぜひご活用ください!
ダウングレード戦略|解約前に知っておくべき裏技
「解約はしたいけど、マリオットとの縁は完全に切りたくない」という方には、一般カード(マリオットボンヴォイアメックスカード)へのダウングレードという選択肢があります。
実は、このダウングレードには知っておくと得する戦略があります。
ステップ① 新年会費82,500円を一度支払い、無料宿泊特典(75,000P)を受け取る
ステップ② 特典を受け取った後、一般カードへのダウングレードを電話で申請する
ステップ③ 年会費の差額(82,500円 − 34,100円 = 48,400円)が月割りで返金される
75,000ポイントあれば、1泊5万円〜10万円クラスのマリオット系列ホテルに無料で宿泊できますよね。
実際にいくら返金されるのかはアメックスに確認するようにしてください。
ダウングレード後の一般カードでも、ゴールドエリートステータスは維持されます。
年会費34,100円でゴールドエリート(部屋のアップグレード、レイトチェックアウト等)が得られるなら、マリオットをたまに利用する方にとっては悪くない選択肢です。



完全に解約するか、ダウングレードでマリオットとの繋がりを残すか。ここは旅行スタイルと相談ですね。
マリオットボンヴォイアメックスの解約方法【3ステップで完了】


「よし、解約しよう」と決めた方のために、迷わず・漏れなく・損なく解約するための具体的な手順を解説します。
マリオットボンヴォイアメックスの解約は電話のみでです。オンラインでは手続きできませんのでご注意ください。手順は以下の3ステップです。
STEP1. 解約前の準備を整える
解約の電話をかける前に必ず以下の準備を済ませてください。ここを飛ばすと解約後に「しまった!」となるリスクがあります。
- 自動引き落とし先の変更:公共料金、通信費、保険料、サブスクリプションなど、マリオットボンヴォイアメックスで支払っている全ての定期支払いを別のカードに切り替える
- マリオットボンヴォイポイント残高の確認:マリオット公式アプリまたはサイトでポイント残高をチェック。必要に応じて宿泊予約やマイル交換で消化
- 無料宿泊特典の確認:未使用の無料宿泊特典がないか確認。あれば有効期限内に必ず利用する
- ETCカード・家族カードの代替手配:付帯のETCカードや家族カードも同時に使えなくなるため、代わりのカードを準備する



特に自動引き落とし先の変更は見落としがちなので注意してくださいね!
STEP2. 年会費請求タイミングを確認する
解約のタイミングは、次回の年会費が請求される1ヶ月前までです。
年会費の請求月は、カードの入会月(または更新月)によって異なります。以下の方法で確認できます。
- 方法①:アメックスのオンラインアカウント(マイアカウント)で「ご利用明細」を確認し、前回の年会費請求月を特定する
- 方法②:カード裏面の電話番号に問い合わせて、次回の年会費請求予定日を直接聞く
- 方法③:カードの有効期限(カード表面に記載)の月がおおよその更新月の目安になる
STEP3. 電話で解約手続きをする
準備が整ったら、いよいよ解約の電話です。手続き自体は非常にシンプルで、所要時間は約10〜15分程度です。
メンバーシップ・サービス・センター
電話番号:カード裏面に記載の番号
受付時間:9:00〜17:00(土日祝休み)
※通話料無料
電話をかけると、まず自動音声ガイダンスが流れます。「カードの解約」に関する番号を選択するとオペレーターにつながります。
- カード番号(またはカード名義のフルネーム)
- 本人確認情報(生年月日、登録電話番号など)
- 解約理由(簡潔でOK。「年会費の負担が大きいため」など)
解約理由を伝えると、オペレーターからリテンションオファー(引き止め提案)が提示される場合があります(詳細は後述)。
継続の意思がない場合は「解約でお願いします」とはっきり伝えれば、それ以上しつこく引き止められることは基本的にありません。
解約で損しないための完全チェックリスト【保存版】


ここまでの内容を踏まえ、解約前・解約時・解約後の3フェーズに分けた完全チェックリストをまとめました。この一覧を保存しておけば、「あれを忘れた!」という事態を防げます。
【解約前】やるべきこと7選
解約の電話をかける前に、以下の7項目を必ず確認・完了しましょう。
- マリオットボンヴォイポイント残高を確認する → 必要に応じて宿泊予約やマイル交換で消化計画を立てる(ポイント自体は解約後も残るが、有効期限24ヶ月に注意)
- 無料宿泊特典の有無と有効期限を確認する → 未使用の特典があれば解約前に利用する。付与済みの特典は解約後も有効期限内なら使えるが、先に使う方が安心
- マイル移行の手続きを完了させる → ANAマイル等への移行申請中の場合は、移行完了を確認してから解約する
- 自動引き落とし・定期支払いを全て別カードに切り替える → 公共料金、通信費、保険料、サブスク等を漏れなくリストアップし事前に変更手続きを済ませる
- ETCカード・家族カードの代替を準備する → 本カード解約で付帯カードも使えなくなるため、別のETCカードや家族カードを先に発行しておく
- 次回の年会費請求タイミングを確認する → 請求月の1ヶ月前までに解約するのがベスト。引落月内の連絡で取消可能な場合もあり
【解約時】確認すべきこと3選
解約の電話中に、以下の3点を必ず確認しましょう。
- リテンションオファーの内容を聞く → ポイント付与や年会費割引などの提案があるか確認。継続を少しでも迷っているなら、条件を聞いてから判断しても遅くない
- 解約完了日を確認する → 「本日付で解約」なのか「月末付で解約」なのか。未決済の利用分がある場合の精算方法も確認
- 最終利用分の支払い方法を確認する → 解約後に届く最終請求の支払い方法と時期を確認しておく
【解約後】忘れてはいけないこと3選
解約が完了したら、以下の3点を忘れずにフォローしましょう。
- マリオットボンヴォイポイントの有効期限を管理する → 最後のポイント変動から24ヶ月でポイントが失効。カード決済によるポイント加算がなくなるため、定期的にポイントを動かす方法を確保する(詳細は後述)
- ゴールドエリートステータスの残存期間を把握する → 解約後も12ヶ月間はゴールドエリートが維持される。この期間中にマリオット系列ホテルに宿泊すれば、アップグレードやレイトチェックアウトの恩恵を受けられる
- カードを裁断して処分する → ICチップやカード番号が残ったまま捨てると不正利用のリスクがある。ハサミでICチップ部分とカード番号を切断してから処分する
解約時の引き止め(リテンションオファー)の実態と交渉術


「解約の電話をしたら、しつこく引き止められるんじゃないか…」と不安に感じている方もいるかもしれません。
結論から言うと、引き止めはありますがしつこいものではありません。むしろ、うまく活用すればお得な提案を引き出せるチャンスでもあります。
過去に提示されたリテンションオファーの事例
解約の電話をかけると、オペレーターから「継続いただける場合、特別なご提案がございます」と切り出されるケースがあります。
過去に報告されている主なオファー内容は以下の通りです。
| オファー内容 | 価値の目安 | 備考 |
| 利用条件なしの無料宿泊特典50,000P付与 | 約3〜6万円相当 | カード決済条件なしでもらえる |
| 追加マリオットポイント50,000P | 約3〜6万円相当 | 上記に加えて提示される場合あり |
| 年会費の一部割引・キャッシュバック | 数千〜数万円 | 提示頻度は少なめ |
ただし、全員に提示されるわけではなく、カードの利用状況や保有期間によって異なるようです。
なお、2025年の改定以降は、改定前と比べてリテンションオファーの内容が変わっている可能性もあります。



「オファーがあればラッキー」くらいの心構えで電話に臨むのがよいでしょう。
引き止めされた場合の判断基準と上手な断り方
リテンションオファーを提示された場合、以下の判断基準で「受けるべきか断るべきか」を判断しましょう。
受けた方がいいケース
- オファーの価値(ポイント+無料宿泊)が年会費82,500円を上回る場合
- 来年の改定後の状況を見極めたい場合(1年間の猶予が得られる)
- 近々マリオット系列ホテルへの宿泊予定がある場合
断った方がいいケース
- 年間決済額が200万円以下で、来年も条件達成の見込みがない場合
- マリオット系列ホテルの利用予定がない場合
- オファーを含めても年会費に見合わないと判断した場合
その場で判断に迷った場合は、「持ち帰って検討します」と伝えれば大丈夫です。その場で即決する必要はありません。
明確に解約したい場合は、以下のように伝えましょう。
「ご提案ありがとうございます。ただ、利用状況を考えると年会費に見合わないと判断しましたので、解約でお願いいたします。」
このように丁寧にはっきりと伝えれば、それ以上引き止められることはまずありません。



アメックスのオペレーターは対応が丁寧なことで定評がありますので安心して電話してくださいね。
解約後にマリオットポイントやエリートステータスはどうなる?


解約を検討する中で最も気にするのが今まで貯めたマリオットボンヴォイポイントやエリートステータスはどうなるのか?という点でしょう。
結論から言うとポイントは消えない、ステータス条件付きで維持されます。ただし、注意すべき点があります。
マリオットボンヴォイポイントは消えない(ただし有効期限に注意)
マリオットボンヴォイアメックスを解約してもマリオットボンヴォイの会員アカウント自体は残ります。カードとマリオットの会員プログラムは別のものなので、カード解約=マリオット退会ではありません。
つまり、カード解約後も以下の状態が維持されます。
- マリオットボンヴォイのポイント残高はそのまま残る
- ポイントを使った宿泊予約が引き続き可能
- マリオット公式サイト・アプリへのログインも可能
マリオットボンヴォイポイントには「最後のポイント変動から24ヶ月」の有効期限があります。カードを持っている間は毎月のカード決済でポイントが加算されるため、有効期限を意識する必要はありませんでした。しかし、解約後はカード決済によるポイント加算がなくなるため、24ヶ月間ポイントに変動がなければ全ポイントが失効してしまいます。
せっかく何万ポイントも貯めたのに、解約後に放置して失効…なんてことになったら、それこそ大損です。



次のセクションでポイントを失効させない具体的な方法をお伝えします。
ポイントを失効させない3つの方法
カード解約後もマリオットポイントを失効させないためには、24ヶ月以内に何らかの形でポイントを動かす必要があります。具体的には、以下の3つの方法があります。
最もシンプルな方法です。マリオット系列ホテル(マリオット、シェラトン、ウェスティン、リッツ・カールトンなど)に公式サイト経由で宿泊すると、宿泊ポイントが加算され有効期限がリセットされます。2年に1回でも宿泊する機会があればポイントは維持できます。
ハピタスやモッピーなどのポイントサイトで貯めたポイントをマリオットボンヴォイポイントに交換することでも有効期限がリセットされます。交換レートは良くありませんが、失効防止のために少額だけ交換する使い方なら有効です。
マリオット公式サイトでは、ポイントの購入(バイポイント)が可能です。最低1,000ポイント(約12.5ドル)から購入でき、これによっても有効期限がリセットされます。コストはかかりますが、「ポイント失効間際のお守り」として覚えておくと安心です。
おすすめは方法①「2年に1回のマリオット宿泊」です。



解約後も旅行のタイミングでマリオット系列へ1泊するだけでポイントを守れます。
エリートステータスの残存期間
マリオットボンヴォイアメックスのメリットの1つとして、カードを持っているだけで自動付与されるゴールドエリートステータスです。
アメリカン・エキスプレスの公式情報によると、カード解約後もゴールドエリート資格が有効になってから最低12ヶ月間はステータスが保持されます。
つまり、解約しても約1年間は以下の特典を引き続き受けられます。
- 客室のアップグレード(空室状況による)
- 午後2時までのレイトチェックアウト
- 宿泊時の25%ボーナスポイント
- ウェルカムギフト(ポイント付与)


また、切り替えの前の時点でプラチナエリート会員資格を獲得していた場合、プラチナエリートステータスが有効になってから最低12ヶ月はカードを切り替えた場合もステータスが保持されます。




12ヶ月経過後は一般会員(メンバー)に戻ります。ゴールドエリートを宿泊実績だけで維持するには年間25泊が必要なため、カードなしで維持するのはかなりハードルが上がります。



解約を決めた方は、エリーが資格が残っている12ヶ月の間にマリオット系列ホテルへの宿泊を済ませておくのが賢い使い方ですね。
解約後のおすすめ代替カード3選【徹底比較】


マリオットボンヴォイアメックスを解約した後、年会費を抑えつつ、ホテルや旅行の特典を楽しめるカードは他にもあります。


ここでは、マリオットボンヴォイアメックスからの乗り換え先として特に人気の高い3枚を厳選してご紹介します。
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード


マリオットボンヴォイアメックスからの乗り換え先として、最も人気が高いのがこのカードです。その理由は圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
- 年会費16,500円(マリオットの約5分の1)
- 年間150万円決済でウィークエンド無料宿泊特典(達成しやすい条件)
- カード保有だけでヒルトン・ゴールド会員(朝食無料・客室アップグレード)
- ヒルトン系列でのカード決済でポイント還元率が高い
年会費16,500円でゴールド会員(朝食無料付き)って、冷静に考えるとすごいコスパですよね。
マリオットで年会費82,500円を払っていたのが、年会費を5分の1に減らしつつ、朝食無料の特典はしっかり確保できるわけです。
ヒルトンはコンラッド、ダブルツリー、ヒルトンガーデンインなど、マリオットに負けないブランドラインナップを持っています。





「ホテル特典は欲しいけど、年会費は抑えたい」という方にとって最有力候補と言えるでしょう!
ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード


朝食無料だけでなく、ラウンジアクセスやスイートアップグレードも欲しいという方には、ヒルトンアメックスの上位カードがおすすめです。
- 年会費66,000円(マリオットより16,500円安い)
- 年200万決済でヒルトン・ダイヤモンド会員
- 朝食無料、ラウンジアクセス、スイートルームへのアップグレード
- 年300万円決済でウィークエンド無料宿泊2泊
マリオットボンヴォイアメックスのプラチナエリート(年間500万円条件)と比較すると、ヒルトンのダイヤモンド会員は決済ハードルは低め(年間200万円条件)。さらに年会費もマリオットより安いという、非常に魅力的なカードです。
マリオットでプラチナエリートの恩恵(朝食無料・ラウンジ)を受けていた方は、ヒルトンのダイヤモンド会員でほぼ同等の体験ができます。
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード


「特定のホテルグループに縛られたくない」「旅行だけでなく日常使いでもお得なカードが欲しい」という方には、このカードが最適です。
- 年会費39,600円(マリオットの約半額)
- 年間200万円決済で継続特典(ホテルクレジット、スターバックスギフト等)
- ホテルグループに縛られず、幅広いレストラン・旅行特典を享受
マリオットやヒルトンの特定チェーンに依存しないため、旅行先や宿泊先の選択肢が広がります。
「年に1〜2回の旅行はするけど、ホテルブランドにこだわりはない」という方にはこのカードの自由度が魅力でしょう。
そして、個人的な推しポイントがマイルへの交換です。以下の航空会社のマイルへ交換できます。


ANAマイルであれば、1ポイント=1マイルに交換できるため旅の選択肢が広がります。



旅好きなら選択肢の1つとしておすすめですよ!
3枚の代替カード比較表
最後に、3枚の代替カードとマリオットボンヴォイアメックスプレミアムを並べて比較します。
| マリオットアメックスプレミアム | ヒルトンアメックス | ヒルトンアメックスプレミアム | アメックスゴールドプリファード | |
| 年会費 | 82,500円 | 16,500円 | 66,000円 | 39,600円 |
| 無料宿泊条件 | 年間400万円 | 年間150万円 | 年間300万円 | なし |
| エリートステータス | ゴールド(自動)/ プラチナ(500万円) | ゴールド(自動) | ゴールド(自動)/ ダイヤモンド(200万円) | なし |
| 朝食無料 | プラチナのみ | ゴールドで対象 | ゴールドで対象 | なし |
| ラウンジアクセス | プラチナのみ | なし | ダイヤモンドで対象 | なし |
| おすすめな人 | 年間400万円以上決済+マリオット愛用者 | コスパ重視でホテル特典が欲しい人 | 最上位ステータスが欲しい人 | ホテルに縛られたくない人 |
こうして比較すると、ヒルトンアメックス(年会費16,500円)のコスパが際立ちますね。



マリオットの年会費との差額は年間66,000円。この差額で実際にホテルに泊まった方が満足度が高いかもしれません。
マリオットボンヴォイアメックス解約に関するよくある質問(FAQ)
- マリオットボンヴォイアメックスの解約はオンラインでできますか?
-
いいえ、オンラインでは解約できません。カード裏面に記載されている電話番号に連絡し、オペレーターに解約の旨を伝える必要があります。手続き自体は約10〜15分で完了します。
- 解約した後、再入会はできますか?
-
はい、再入会は可能です。ただし、新規入会キャンペーン特典(入会ボーナスポイント等)は初回入会時のみ適用されるのが一般的です。再入会の際はキャンペーンの適用条件を確認しましょう。
- 家族カードだけ解約することはできますか?
-
はい、家族カードのみの解約も可能です。本会員カードの解約とは別に家族カードの解約手続きを電話で行えます。本会員カードを継続したまま、家族カードだけを解約することもできます。
- 解約したら無料宿泊特典は使えなくなりますか?
-
解約前に付与済みの無料宿泊特典は、解約後も有効期限内であれば利用可能です。マリオットボンヴォイのアカウントに紐づいているため、カードを解約しても没収されることはありません。ただし、有効期限を過ぎると失効するため、早めに利用しましょう。
- 解約後にマリオットのゴールドエリート資格でホテルに泊まれますか?
-
はい、解約後も12ヶ月間はゴールドエリートステータスが維持されます。この期間中は、客室のアップグレードやレイトチェックアウトなどのゴールドエリート特典を引き続き受けられます。12ヶ月経過後は一般会員(メンバー)に戻ります。
- マリオットボンヴォイアメックスの一般カードにダウングレードできますか?
-
はい、プレミアムカードから一般カード(マリオットボンヴォイ・アメックス・カード)へのダウングレードが可能です。カード裏面の電話番号に連絡し、切替の旨を伝えてください。年会費は34,100円(税込)に下がり、ゴールドエリートステータスは引き続き付与されます。
まとめ|解約もアリ!私はもちろん継続します!
マリオットボンヴォイアメックスの解約について、判断基準から具体的な手順、損しないためのチェックリスト、代替カードまで徹底的に解説しました。
年間200万円以下の方
→ 解約も選択肢に
無料宿泊特典(400万円条件)もプラチナエリート(500万円条件)も達成困難。年会費82,500円を回収する手段がほぼありません…。
年間200万〜400万円の方
→ ダウングレードまたは解約も選択肢に
無料宿泊特典には届きませんが、ゴールドエリートだけでも価値を感じる方は、年会費34,100円の一般カードへのダウングレードも選択肢。
年間400万〜500万円の方
→ 旅行頻度次第で継続もあり
無料宿泊特典は獲得可能。ホテルブランドによりますが、マリオット系列に年3回以上宿泊するなら年会費の元は十分に取れます。ただしプラチナエリートには届きません。
年間500万円以上の方
→ 継続を推奨
無料宿泊特典+プラチナエリートの両方を獲得可能。プラチナの朝食無料・ラウンジアクセスだけで年間10万円以上の価値があり、年会費は十分にペイできます。
大切なのは、「自分にとって正しい選択は何か」を自分で調べて、自分で判断することです。年会費が上がったから即解約、周りが解約しているから自分も…ではなく、あなた自身の利用状況と照らし合わせて判断してください。
解約するにしても、継続するにしても、ダウングレードするにしても、この記事を読んで「自分の状況に合った最適解」を選べたなら、それはきっと正解です。
私はもちろん、マリオットボンヴォイアメックスが大好きなので継続します。
一度手にすると手放せない。もしあなたがマリオットに夢中ならこの先も一緒にマリオットライフを楽しみましょう〜



この記事が、あなたの最適な一歩を踏み出すきっかけになれば嬉しいです!






